Friday, November 21, 2008

市場周辺トピック

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いくつかのトピックを備忘録/雑記的に。

▼そろそろ潮時? Citi

 The Economist のオモシロまんが

Citiグループの株価が4ドル台に突入し、上のまんがのGM程ではないが、いよいよ臭ってきた。
さすがにCitiが Chapter11 なんていうことになると米国内でも大パニックなのであらゆる手立てで救済されるとは思うのだが、こうなったらCitiに口座を持っている意味も薄れてきた。土曜やっていたり、一定額以上預けていればタダでATMから引き出しし放題だったり、邦銀とは違った独特の利便性があったが、一番の特徴はグローバル性とそれにちなんだ外貨関連の便利さだったように思う。ところが、外貨預金などは預金保証制度の適応外なので、これだけ credit risk の高まった状態では嫌な感じ。円預金も保証されているとはいえ、もしもパニックになったらいろいろ面倒そうなので、そろそろ引き上げ時かなとも思う。Citiの経営状況は米国だけでなく世界にとって一つの大きなカギだ。

▼大学もやられている

駒沢大がデリバティブ取引で154億円の損失を出したというニュースに次いで今度は立正大の含み損148億円のニュース。損失は計上されていないものの、資産運用のための金融取引でやられている点に変わりは無い。
いまや金融機関以外でもデリバティブ取引は当たり前のように行われていて今後も思わぬ会社が思わぬ損失を計上する可能性はあるだろう。大学のような教育機関で立て続けにこういうニュースが出るというのは事態の深刻さを物語っていると思う。同時に大学経営の厳しさも感じ取れる。

▼じわりじわりと新世界を目指すマーケット

今週もよく相場が動いた。リスク回避傾向に。
株も為替も10月24日の底に近づきつつあるが、年内どこかで突き抜けるのだろうたぶん。GBPやNZDに関しては最安値圏。今日もまた思ってしまった…ニュージーランド旅行に行きたいと。ニュージーランドの牧場とかでノホホンとしたい。

あの10月24日の対円最安値はこんな感じ(by Reuters)
ハードカレンシー以外は適当にチョイスしてあります。
別にこのポジションを持っているわけではありません。念の為。
これを基準にマーケットを見ると面白いです。

それにしても円高。年明けから燃油TAXも下がり、ますます海外旅行のチャンス。通貨危機に近い状況のお隣韓国へは燃油TAXもあまりかからないので格安お手軽ツアーが可能。週末にサクッとキムチでも食べに行くかというのも全然可能です。ちなみに僕の友人の何人かは旅行目的及びブランド品購入目的でさっそく韓国に行くそうだ。

▼原油続落

WTI先物もとうとう50ドルを割ったし、身の回りを見ても、徐々にマーケットの下落が価格に転嫁されてきている。最終消費者としてはめでたいか。
とにかくこれからどうなるのかさっぱりわからない。ただ、再び1バレル20ドル時代が来るかといったらさすがにそれは…と思ってしまう今日この頃。

▼芸大卒、異色の元チェリストトレーダー

田中雅(TADASHI TANAKA)という人をご存知?

ざっくりとした人物背景

(一部引用)
『ところが高校2年のとき、突然、将来への疑問と不安が頭をもたげてきた。
「エリートコースに乗った人間の人生が見えてしまった。自意識が強かったのでしょう、サラリーマンで一生が終わる人生を受入れられなくなったんです」
他人と違ったことをしたい、自分なりの人生を送りたいと、人は誰しも考える。
問題はそれを実行に移せるか、人と違った道を歩くことへの不安に耐えながら、自らの思いを全うする意思が強固であるかどうかであろう。』

経歴が面白すぎる。自由人になるにはものすごい決断力がやはり必要か。

五嶋みどりの弟の五嶋龍もあれだけのヴァイオリンの才能をもちつつ、ハーバードで物理学を専攻しているのだからもはや僕とはスペックが違う。
"理系"と"classical music"、何か通ずるところはあるのかもしれない。
 

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