Tuesday, January 05, 2010

初売りに思う

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年始に思ったことの書きとめその2


例年ほど時間は取れなかったが、3日の午後は買い物に行った。
今年は去年よりさらに足取りが重くなり、結局行ったのは伊勢丹メンズ館とInternational Gallery BEAMSのみ。
昔から行っているがこの2店は本当にいい。最高に面白い。よくこれだけ一つの店に多様なアイテムを集めたなという感じ。学生の頃のようには時間がない人にピッタリ。
ただ、最近思うのは、怠けているなということ。もちろん自分のことだ。ファッションってやっぱり「足」だと思う。これは物理的に歩くということだけでなく、いろいろな店でいろいろなアイテムを見ていろいろなinspirationを生んで楽しむことが大事だということ。もちろんnetでファッション関連の情報を集めることも。
最近は原宿の遊歩道をぶらぶら歩くこともないし、代官山や中目黒にも足を伸ばしていない。メジャーなセレクトショップをゆっくり一回りすることもしないし、ユニクロ、H&M、Forever21などの動きを定期的に観察するなどということもない。ある「決めた」信頼のおける場所でちょこっと歩いて選んで買うだけだ。

shoppingではなく、調達・準備・散財といった単語の方がはまりそうな勢いだ。ファッションとか買い物ってもっともっと楽しいはず。お金を使うという行為の満足感とは圧倒的に違う次元に楽しさがあるもの。忙しさに負けてそれを見失ってしまってはそれほど寂しいことはない。形骸化した値札付きのファッションで身を纏ってもしょうがない。
店に行く時間は極度に少なくなったが、この初売りで様々なアイテム、多くの大学生ぐらいの買い物客、いろいろな店の紙袋を見て、自分は買うという行為ではなくファッションが好きなんだということを思い出した。

情報過剰の時代。scopeはいたずらに広がりがちだが、好きなものにはしっかりとライトを当てる。それが正直な生き方としていいんじゃないだろうか。無意識的に生じてくるピントのズレを修正するのは自分だ。

この1月、もっと楽しくshoppingに出よう。
 

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