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①為替のしくみが基礎からわかる本 <青柳孝直>
非常にコンパクトな本。あらゆる無駄をそぎ落として基本部分を解説している感じ。文字数もかなり少ない。FX本の類を除いて、為替に関してこれほどコンパクトに書いた本もあまりないのでは?
解説はなかなかわかりやすいと思う。為替のディーリングに興味がある方も、そもそも為替とは?というところに興味ある方も、短時間で読めるので一読してみてはいかが。
②相場としての外国為替 <林康史>
古い本だが有名らしい。何と言っても初版は1993年。マルクとかが普通に出てくる。ただ、根本部分の解説は詳しく、やはり為替関係の名著の一つである気がする。
思うに、世の中でまだメジャーでない世界について、しかも機械化・オートメーション化が進んでいない分野について解説された本は後世に残る名著となることが多い。本当に一から原理に関して説明する必要があるからだ。ところが、なまじ分かりやすく噛み砕かれた情報が氾濫する時代においては、本当の原理部分について書いた本が、その他多くの本の中に埋もれてしまうことがある。為替に関しても、FX取引や外貨預金をしたことがある人は多いはずなのだが、そのうちのどれぐらいの人が本書に書かれているような基本的な部分について理解しているかと言えば"?"だ。
本書の内容には確かに古いものが多い。ちょっとこの部分今の呼び方と違うのでは?という部分も多い。しかし、それを差し引いても十分に価値ある一冊だと思う。
Thursday, February 18, 2010
為替関係書籍
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2 comments:
まあ、国際貿易を語る上で、アダム・スミス、リカルド、マルクスの古典派3人は外せないよね。
おれも大学時代に中世~近現代の欧州の経済史のクラスを取ってたからわかるけど、彼らの功績は現代の国際経済学にとって大いなるものだと思うわ。
古典派…全然わからんわw
当然に国際貿易も語れずw
為替の世界はほんとに奥が深いよ。あらゆることが混ざって、結果、あのレートになってるわけで。
リカルド、今度教えてくれ~
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