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ろくに実家にも帰らず、電話もたまのたまにしかしない親不孝息子なのだが、前に電話をしたときに母からいいアドバイスを貰った。昔から徳がある、というかよく僕のことを分かっている、そういう母親だ。
以下は、貰ったヒントを自分の中で咀嚼して腹に落としたもの。
人生に出てくる振り子の話。
人は生涯で、いろいろなものに興味を持つし、いろいろな願望を持つ。
いろいろな人生の歩み方があるとも思っている。
特に、今いる環境とか生き方と対極にあるようなものに憧れることは多い。
今日これがいいと思えば、明日は別のものがいいと思えたりもする。
振り子のように、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、何かを模索する。
時に振り子の対極へジャンプすることは大事かもしれない。
リスクを取って何かに挑戦する、人生の舵を自分で大きく切っていく。
ただ、そのタイミングというのは難しいし、自分で答えを見つけることはできないのかもしれない。
だから、主体的な舵切りだけでなく、「自然に身を委ねる」ということも大事。
振り子の揺れは、あるとき自然と収束していく。
振り子の振幅があまりに大きいのは、まだ自分の中で整理ができていない証拠。
あれこれ迷ったときは、ちょっとほっといてみる。自分の振り子を一歩引いて見てみる。焦らない。それがいい人生のための一つのエッセンス。
Saturday, October 23, 2010
振り子の話
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