Saturday, May 24, 2008

鳥の巣 ~Herzog & de Meuron~

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中国が地震で大変なことになってますね。
放射性物質の漏れも非常に気になるところ…

北京五輪関係でも一悶着、二悶着あり、さすが中国という感じだったが国がこれだけ大変な中で五輪ボイコットでも起きようものならさすがに可哀想。
無事乗り切れることを願います。

ところで、上の写真はそのオリンピックのメインスタジアムとなる Beijing National Stadium の模型。「鳥の巣」の愛称がついているこのスタジアムは Herzog & de Meuron の設計。
どちらかと言うと僕はオリンピック開催自体より、このスタジアムの完成の方に興味がいっている。

   Beijing National Stadium 建設中?

Herzog & de Meuron はスイス連邦工科大学チューリヒ校(ETH Zurich)で共に建築を学んだ1950年生まれの2人(Jacques Herzog と Pierre de Meuron)からなる建築家コンビ。同窓の仲間と事務所を持つっていいですね。
Herzog & de Meuron の建築の特徴は何と言っても「表層」表現にあって、比較的簡素な造形に表層の味をプラスすることで独特の世界を生み出している。建築界では超有名人だが僕は結構造形・構造重視の建築が好きなこともあって、あまり注目はしていなかった。ただ、ドイツW杯の会場ともなったミュンヘンの Allianz Arena には当時強烈な刺激を受けたのを覚えている。今回もどでかいスタジアムということでどんなものができるのか(できたのか)非常に楽しみにしている。よってスタジアムの全貌を捉えるであろう五輪開会式は必見です。

以下、Herzog & de Meuron の建築。

   Allianz Arena

         ご存知、プラダ・ブティック @青山

   Laben Dance Centre @UK

   Helvetia Headquarters @スイス

こんなオフィスで仕事したいものです。
 

2 comments:

Anonymous said...

ミュンヘンに行った時に、そのスタジアム生で見たぜ!
マジでimpressiveでした!

Leolio said...

ハードな素材でできてるはずなのに、俯瞰してみると何とも言えない空気感があるよな。

欧州だいぶ行ってるようだから今度いろいろ share してくれ!