Thursday, September 25, 2008

自然との再会。上高地

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月・水と2日間有休をとって5連休を作り、その真ん中3日間で久しぶりの国内旅行に行ってきた。
行き先は日本アルプスの辺り、乗鞍・奥飛騨・上高地。岐阜と長野にまたがるこのエリアだが、なんと岐阜県の土を踏むのは人生初。
青い空と木々の緑のコントラストを堪能する超アウトドアの旅のはずだったが、インドア時間の長い旅になってしまった…
そう、天気が芳しくなかったのだ。
土曜夜遅くに東京を出て早朝に着いたのは乗鞍高原。アルプスの少女ハイジがいるような緑豊かな高原でウォーキングやサイクリングを楽しむはずが外は雨。そして深い霧に包まれた灰色の世界。おまけに予想以上に寒いときたので、たまらず5時間ほど予定を前倒しして乗鞍山頂(畳平と呼ばれる場所)へ。予想通り、そこも灰色の世界。というか白い世界。視界はさらに悪くなり、50m先は真っ白で何も見えない。3000m近い高度ということもあり、余計に寒い。気温は6℃。バスターミナル隣接の小屋でうどんをすすりながら待機するも、登山者の表情には落胆の色しかない。過酷な状況に、「素人が何か行動をする=遭難」の式が浮かび、さらに予定を前倒しして、朝9時には奥飛騨温泉郷の一角である平湯温泉へ。本来であれば、1日目は乗鞍高原・山頂を満喫して夕方に平湯へ移動して1泊のはずだったが、致し方なし。
温泉街なので遭難の危険こそないが、平湯も天気は雨。湯に浸かることと食べることを中心にして過ごす。露天風呂に入るも、頭には冷たい雨があたる。観光は屋根つきのクマ牧場と鍾乳洞というインドア?なものをチョイスして宿に戻り、また温泉と食。

飛騨大鍾乳洞の中。神秘。地獄のような、怪獣の腹の中のような…

晴天を願った2日目もなんと朝から雨。2度寝して少々時間稼ぎをしたが、午後には上高地に向かう予定だったので、潔く宿を出て新穂高ロープウェーへ。今回の旅行の楽しみなスポットの一つでもあったので非常に残念。見えるのはひたすら霧。アルプスの少女ハイジの唄を口ずさむはずが…
絶景view を諦め、上高地へ向かうとやっと雲間から青空を見ることができた。いや、長かった。
地球上のものの色、そして美しさは太陽の光、青空あってこそのものだとあらためて実感。今まで灰色だった水は青さを取り戻し、黒かった森も青緑色を取り戻す。

河童橋

2日目の夕方から3日目にかけては天気に恵まれ、最高にリフレッシュすることができた。おいしい空気と心地良い水の音、虫の音を堪能しながらのウォーキングは大手町のビル群を忘れさせるには十分な癒しとなった。
大正池でのんびりボートを漕いだり、笹の船を浮かべたり…また行きたいぞ、上高地。
最後は上高地帝国ホテル伝統のビーフカレーに舌鼓を打ち、上高地を後にした。
定期的に都会を離れることの重要性を再確認した旅、これにて終了。自然はやっぱりいい!

水の透明度高すぎ。この藻のベッドの上を岩魚が泳いでました。

そろそろ秋ですね

梓川沿いの何気ない道
 

3 comments:

Anonymous said...

おれも上高地や安曇野周辺には数回行ったよ。
去年も行ったし。
あそこら辺はホントにのどかだし、緑と川の調和が素晴らしい。

Anonymous said...

みは牛の番人になった。

Leolio said...

>ryota

けっこう行ってるんだな!
いや~ほんと最高だよ。
晴れればだけど。。

>み

謎なコメントを…
番人たるもの、丸の内のウシの世話もしてやってくれ