Monday, February 11, 2008

PC + design

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この封筒、中身は何でしょう?と聞かれたら、今なら間違いなく MacBook Air だろう。
PCもここまできた。機能が一番大切なものの場合、概観をいじくってデザインを考えるということはできるけれども、簡単に“小さくする”ということはできない。漫画「スラムダンク」でも、田岡監督は魚住に言っている。テクニックを教えることはできるけど、お前をデカくすることはできない、というようなことを。

モノをデザインする、カッコイイ・オシャレなものをつくるという現場において、やっかいなのが機能を損なわずにどうやるかということだ。PCは機能第一プロダクトの代表みたいなもので、それをここまでコンパクトにしたというのはすごいことだ。PCデザインにおける革新だ。

Mac はあまり好きではなかったのだが、デザインの面で非常に惹かれ始めている。近年、デスクトップPCも「箱」がないコンパクトなものが増え、PC購買意欲を掻き立てられる。今僕が使っている vaio のノートはちょっと性能的にもガタがき始めているのでなおさらだ。

そういうわけで、今年になって各メーカーからリリースされた new line をしっかりチェックしている今日この頃なわけです。
そんな中で、最初に注目したのは hp 。
僕は正直今まで hp の PC をナメているところがあった。デザインもパッとしないし、安PCの代表格のような偏見を持っていた。ところが、“ZEN-design”というコンセプトのノートがなかなか。価格はやっぱりリーズナブルなのに、今までほとんどノータッチだったデザインにいきなり力を入れてきた感じだ。

simple なつくりに天板デザインをプラスしてある。デザインの種類は6種類。なかなか“らしく”ない。
    
      “hibiki (響き)”            “mebae (芽生え)”      
    
      “ibuki (息吹き)”             “ samon(砂紋)”     
    
      “ sekkei (雪景)”            “ shizuku(雫) ”


僕は比較的シンプレストなものを好む傾向があるので、こういうデザインでは「飽き」の問題がどうなるかは分からないが、低価格でこういう PC が手に入る時代になったことに驚いた。
hp は競合他社もよくやっている PC のデザインコンテストもやっていて、かなり意識はデザイン向きにシフトしているんじゃないかとも思います。
コンテスト: http://www.mtv-tama.com/gallery/

もうひとつ、注目したのが SONY のデスクトップで、typeL というやつ。
これもなかなか斬新。
もちろん「箱なし」のうすいデスクトップで、ディスプレイの前面に透明なボードが張られている。この透明感が何とも新しい。余分なものをつけているにも関わらず、軽さが生まれる。PC本体(ディスプレイ)とキーボード、マウスはすべてコードレスで自由度も高い。僕がPCメーカーに何とかして欲しいことの一つは配線のうっとうしさでもあるので、この点もスッキリしていて素晴らしい。本体(ディスプレイ)だけを壁にかけて TV を見ることもできるし、これはなかなかすごい。


機能面で差別化しにくくなった今、これからは PC 周辺にもどんどんデザイン性がプラスされていくだろう。 楽しみでしょうがない。そして、こうも面白いと購入のタイミングがなかなか難しい…

最後に、こんな PC もつくっている企業をご存知?
 


FlyBook

Dialogue Technology Corp.

http://www.flybook.co.jp/index.php

2 comments:

Ryota said...

確かに、日本や先進国において、パソコンは世間でかなり普及しちゃってるからね。機能で差別化を図るのは難しいよね。機能とか追い求めて過ぎても、逆に消費者を混乱させてしまうし。成熟した市場では、デザインと外観が差別化の焦点になってくるのは間違いないね。
ただ世界的にみると、やっぱり今まさに成長している国や地域においては、やっぱり価格が大事なのかなぁと思ってしまうよ。インドの11億人と中国の13億人という消費者にどれだけ訴求できるかだねー。価格競争のになると、色々なコスト面で日本企業は苦しい。うちもどうなることか(苦笑)

Leolio said...

コストのことを考えるとハードからは撤退するという傾向は当然だね。
日本の電気メーカーが新しい時代をどうやって切り抜けていくのかは見物だ。

PCがなくなって、それに代わるものが現われる日は将来必ず来るだろうけど、そのとき日本がどういう流れをつくるかも楽しみだね。