Sunday, September 20, 2009

葉加瀬太郎のパフォーマンス

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葉加瀬太郎率いるこのグループのパフォーマンスはすごい。
この人はソロでクラシックをやるのも、こういうライブパフォーマンスをするのも、伴奏をするのも、曲をつくるのも、全て上手い。バイオリン一挺でこれほど人の心を動かすのか。
プロフェッショナルとは何か、才能とは何か、パフォーマンスとは何か…いろいろ考えさせられる。

誰もが持つ、人より僅かにでも秀でた自分の才能を活かし、楽しみ、プロフェッショナルとして最高のパフォーマンスで他の人を幸せにする…そういうことを真剣に考えずに生きていたくない。霧に隠されていた何かを刺激してくれた映像。



これは葉加瀬太郎と古澤巌のチャルダッシュ。
弾き手によって本当にいろいろな味が出る曲だけど、こういう今っぽいのも悪くない。


最近何か作品をつくるということをしていない。
無理矢理でも継続してつくり出すものなのか、それとも内から込み上げてくるものを捉えるものなのか。良い作品を生み出す人からは両方の考えが出る。答えはないのだろうが、今の僕には前者が合っている気がする。
 

Thursday, September 17, 2009

原点回帰的な空気清浄機 ANDREA

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いろいろなDesign系Blogで取り上げられている"ANDREA"が新しい。
上の写真のような、植物が入ったカプセル様の空気清浄機で、キャッチコピーは、
"An innovation in ecological living through plant-based air purification."

若手フランス人デザイナーの Mathieu Lehanneur と、Harvard教授のサイエンティスト、David Edwards のコラボ作。

天然の空気cleanerであり、フィルターである植物の"仕事"効率を高める工夫がなされているらしい(それがなかったら部屋に普通に植物置いておくのとさしたる変わりはないだろう)。ファンで空気を取り込んで、植物に効率的な仕事をさせ、きれいな空気をはき出す、と。official siteを見てもあまり詳しいことが書いていないのでイマイチその技術が腹に落ちないが、構想から完成まで結構な月日をかけているところを見ると、ただカプセルの中に植物を入れただけではなさそうだ。
他に特徴として挙げられているのは、「家にありそうな普通の植物なら大抵OK」、「オゾンフリー」、「省エネ」といったところ。


デザインは近未来的でなかなかGood.
保育器も彷彿させるデザインで何だかやさしさがある。




10月より買えて、価格は€149とのこと。それほど高くはない。
買ってアロエでも入れようか。興味は強い。

official site:
http://www.andreaair.com/

販売site:
http://www.laboshop.fr/andrea.html
 

Monday, September 14, 2009

スウェーデン式 アイデア

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スウェーデン式 アイデア・ブック <フレドリック・へレーン>

いい本にめぐり会えた偶然に感謝。小粒だが非常に効く1冊。
ダイヤモンド社が出しているわけだが、完全にビジネス書。この「気づき」の多さ、会社で配ってもいいんじゃないだろうか?素晴らしい。

本の形も面白ければ、カラフルで子供の絵本のような一見「癒し」な装丁だが、中身は凝縮された30の小話。どれも面白い。最近、読んで分かった気になることが多い小難しい本よりも、こういうシンプルなものが一番「今日から変える」力を持っていると思う。シンプル・イズ・ベストだ。

サラッと読めるのでまた煮詰まったときにでも読みたいのだが、一部メモ。

・はてなタクシー…基本条件、絶対条件と思っていたことの一つを排除してみると、意外に良いアイデアが得られる。こういう大胆な「仕掛け」を意識的にやることでブレイクスルーは生まれる。「話にならない」、「ありえない」と一蹴してしまってはアイデアの芽は見れない。


・「レンガ一個の使い道を15分で50通り考えてみてください。常識にとらわれない人がだれかわかります。」(p15)
・「20通りの方法で日課をこなす」(p23)

⇒トレーニングしないとね。


・「混ざらないものを混ぜる」(p36)

⇒この表題が深い。ダヴィンチの言葉。これもかなり意識してやらないとできない。


・「創造性の4B」
Bars, Bathrooms, Busses, Bed

⇒ジェームス・W・ヤングの『アイデアのつくり方』でもココは重要視されているポイント。
 

Sunday, September 13, 2009

細野真宏の株本

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①細野真宏の世界一わかりやすい株の本 <細野真宏>
②細野真宏の世界一わかりやすい株の本 実践編 <細野真宏>


モノを教える能力が神がかっている細野さんの有名本。経済の基本についての本が素晴らしかったのと、どうも相当売れているらしいのとで買ってみた。今さら。
相変わらず教え方が上手いなと思った。基本がよくわかっていない人に本当の基本を教えるというのは実は非常に難しい。基本ができている人に難しい事象や学問を教えることの何倍も。1冊1,000円の親しみやすい本でそれができてしまう細野さんは凄い。

僕は株についてはド素人というわけではないので、本書の内容で理解できていなかったなと感じる部分はなかったが、むしろ驚いたのは、いろいろ専門的なことを知らなくてもこのシンプルな2冊で充分まともに株式"投資"ができるということ。株は奥が深く、学ぶことはいくらでもある。ただ、本書は読者のターゲッティングとそこでのプライオリティーのつけ方が非常に上手いゆえに不思議な機能を見せる。
株には興味があるが株の「か」も知らない、という人にはとりあえずこの2冊をオススメする。
 

細野さんは慶應在学中から教育界で活躍し始めるも、プロフィールは意外に謎。これだけ本が売れているのに、勝間さんのようにあまり表に出てこない。けっこう気になる存在。会ってみたいものです。
 

Saturday, September 05, 2009

仕事への取り組み

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①セクシープロジェクトで差をつけろ! <トム・ピーターズ>

トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦シリーズの第2弾。
第1弾と内容的にかぶる部分も多いが、プロジェクトマネジメントというか、日常の仕事(=全てプロジェクトになる)の変え方、始め方に特化した本。トムピーターズ本はやはりあつい。本書を読んで、「めちゃくちゃだ」、「子供騙しだ」、「できっこない」と感じる度合いが強い人ほど状況は危機で、サラリーマンどつぼにはまっていることの表れだろう。
本書もテンションが下がったときに読み直したいが、以下は備忘のため内容メモ。


『物分かりがいい人間は自分を世間に合わせようとする。分からず屋は世間を自分に合わせようとする。したがって、分からず屋がいなければ、この世は進歩しない。』(p36)

⇒ジョージ・バーナードの言葉を引用している。シンプルながらすごいフレーズ。分からず屋は悪ではない。人類の進化は非常識な人間の力にかかっている。


『15年もすれば、すごい仕事、あるいは、すごいことをやろうとして失敗した仕事しか憶えていない。60歳になって人生を振り返ったとき、自分が何をしてきたか、何も憶えていないというのは、悲しすぎる。みじめすぎる。』(p59)

⇒これは本当にそうだと思う。死ぬ前や歳をとってから人生を振り返るという視点が必要。今何をしなければならないのか自然に分かる。近頃はそればかり考えている。p59の挿絵が非常に印象的でこの挿絵を見るだけでも本書を読む価値あり。


『これから取り組むプロジェクトのプレスリリースを作成してみよう。』(p72)
『一年半から二年の間に、自分の履歴書に書き加えたいと思うものを二つか三つ考えてみよう』(p93)

⇒プレスリリースが書けないような、履歴書にも書けないような、しょぼいプロジェクト(=仕事)ならやめてしまおう。もしくは変えてみよう。というもの。これも多くの終身雇用型サラリーマンにはない意識で大事。


『公理。すごいプロジェクト=ルールの変更。ルールの変更=怒りだすヤツがいる』(p95)

⇒プロジェクトを実行しようとすれば政治はさけられないもの。如何にして味方を増やすか、敵を弱くするか、そういうのもダサいことではなく、真剣に取り組まなければならないこと。本書にはサポーターを増やすためにも、エレベータースピーチ、廊下スピーチの練習は欠かすな、ともある。


『せっかく人に生まれて、冒険をしないなんて、命がもったいない!』(p106)

⇒トム・ピーターズはここまでいう。冒険とか海賊とかロマンとか血がさわぐ言葉は血がさわぐお客さんを引き寄せるとも。冒険と言う言葉は個人的にもかなり好き。


『有能な改革の旗手は、誹謗中傷など気にしない。~~時間とエネルギーと資源の無駄である。そして何より、私たちのもっとも貴重な資源である感情資本が無駄に消費される。』(p162)

⇒ついついカッとなって戦ってしまうのが常だが、そこは一皮剥けなければならない。冷静に考えればそうなんだけどね。


『すばらしい失敗、気高き失敗、誠実な失敗、カッコいい失敗にはご褒美を出し、平凡な成功は罰する』(p229)

⇒日々罰されそうだ。これは個人の問題というよりは、組織作り、環境づくりの話。自分が組織をもつときには強く意識したいところ。


『ベンチャー企業でも、起業家からプロの経営者にバトンを渡すべき時がくる。これは苦悶の決断だから、潮時を読み間違う起業家が多い。』(p248)

⇒本書はプロジェクトからの退場、引き際についても指南がある。この辺りはけっこうレベルの高い話。言っていることは頭では分かるが、これも経験値が必要だろう。ただ、予め頭に入れておけるのは非常にありがたい。


②PLAY JOB <ポール・アーデン>

サンクチュアリ出版の本。装丁は毎度素敵。今回も写真やデザインが文字に力を与えることを再認識。
実は、上記のトム・ピーターズ本と全く同じジョージ・バーナードの言葉が引用されていたりする。

本書で印象に残ったことは、願望からの脱却が大事だということ。
人は誰だって「人とは違う人生を送りたい」とか「刺激的な人生を送りたい」とか思っている。人は何事に対してもいつも誰でも、賢明な判断をしようとしているが、それだけでは願望は叶えられない。無難な選択はやめ、ラジカルに生きなければ。本書には、多くの人が誰かの人生を借りて彼らの興奮を擬似的に味わっているという指摘がある。有名な人に自分の人生を投影して気分だけ味わっていると。ただ、やはり未来の一時点から自分の人生を振り返ったとき、そこには何も無い。幻想だ。投影先の「有名な人」は真剣に選択すべき局面で、いつも信じられない方ばかりを選んできた。そして、堅実な方を選ぶことだけは危険だということを気づいていた。そう本書は指摘する。
この話は本質的で胸が痛い。どれだけ過激な本を読んでも、どれだけ画策をしても、どれだけ夢を抱いても、リスクをとった勇気ある行動なくしてはリアルな変化はない。蜃気楼。願望は大事な気もするが、健全な願望が邪魔をして何もできないというのが難しいところ。とにかく誰かの人生への投影という準麻薬行為だけはだめだ。リアルな自分を生きろ。