Monday, September 14, 2009

スウェーデン式 アイデア

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スウェーデン式 アイデア・ブック <フレドリック・へレーン>

いい本にめぐり会えた偶然に感謝。小粒だが非常に効く1冊。
ダイヤモンド社が出しているわけだが、完全にビジネス書。この「気づき」の多さ、会社で配ってもいいんじゃないだろうか?素晴らしい。

本の形も面白ければ、カラフルで子供の絵本のような一見「癒し」な装丁だが、中身は凝縮された30の小話。どれも面白い。最近、読んで分かった気になることが多い小難しい本よりも、こういうシンプルなものが一番「今日から変える」力を持っていると思う。シンプル・イズ・ベストだ。

サラッと読めるのでまた煮詰まったときにでも読みたいのだが、一部メモ。

・はてなタクシー…基本条件、絶対条件と思っていたことの一つを排除してみると、意外に良いアイデアが得られる。こういう大胆な「仕掛け」を意識的にやることでブレイクスルーは生まれる。「話にならない」、「ありえない」と一蹴してしまってはアイデアの芽は見れない。


・「レンガ一個の使い道を15分で50通り考えてみてください。常識にとらわれない人がだれかわかります。」(p15)
・「20通りの方法で日課をこなす」(p23)

⇒トレーニングしないとね。


・「混ざらないものを混ぜる」(p36)

⇒この表題が深い。ダヴィンチの言葉。これもかなり意識してやらないとできない。


・「創造性の4B」
Bars, Bathrooms, Busses, Bed

⇒ジェームス・W・ヤングの『アイデアのつくり方』でもココは重要視されているポイント。
 

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