Thursday, March 13, 2008

どうなる?米ドル

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ドルの下落が止まらない。
注目はしているが、専門的な知識はそれほどないので雑記として。

東京外国為替市場で円相場が1ドル=99円台後半まで上昇した。夕方の話。
外為には2年ぐらい前から興味があり、ここ1年もとりあえず1日1回は 外為.com でレートをチェックしていたのだが、とりわけここ3ヶ月のドル円の動きはすごい。個人的な好みで長く注目してきたのはユーロ円だったのだけれども、前記のラスベガス旅行もあったりで今年に入ってからはドルの動きに最も神経を注いでいた。
サブプライムなどのアメリカの金融不安もあったし、1ドル=115円ぐらいのときから米ドルはだいぶ下がるんだろうなと友人と話していたのだが、こんなに早く100円を切るとは…
他の通貨との兼ね合いを見るとユーロも長らく続いたおかしな単調上昇のピークに比べればだいぶ下がっているし、豪ドル、ポンドなどを見ても、確かに円高な感じはある。しかし、そんなの関係ないぐらいの勢いでドルが下がっている。こんなに外為市場が動いているのも円ではなくほとんどドルの影響。
米ドルというのは怖い通貨です。

ところで、この流れ、まだまだ加速しそうだという見方が強いようだ。
それもそのはずで、どうやら FRB はまだまだ利下げを行うらしい。日本がほとんどゼロに近い金利を続けている一方でアメリカの金利は高かったはず。2006年の6月に5.25%に達してから1年以上、去年の8月まで同じ金利に据え置かれ、日米の政策金利との差は相当なものだった。それがサブプライム問題もあって米国の政策金利は一気に下がり始め今年の1月にはついに3%。このまま日米の金利差は2%以下になる可能性もかなり高いと言われている。金融不安解消のためというのもあるのだろうけど、これじゃあ誰でもドルを持っていてもあんまりオトクじゃないと考えてしまう。
いったいどこまで下がるのか、気になるところです。その辺見極めてドル買おうかな…

1ドル=97円まで下がると、旅行に行ったときより約10%円高ドル安ということに。
旅費が20万円だとすると、同じ旅行内容で18万円ぐらいで行けるということか。
そう考えるとなんだかイタイです。。
 

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