Sunday, October 19, 2008

Noteflight を使ってみた

------------------------------------------------------------------------------------
ネット上の作曲ツールを使ってみた。
100SHIKI.com で紹介されていた『Noteflight』がそれなのだが、なかなかGood!
ネット上で本当にいろいろできる時代になったなと思う今日この頃。

説明書きをざっと読んで実際にいじってみると、最初は使いにくさを感じたものの、慣れてくると作業スピードが上がってきた。マウスを使っても当然作業できるのだが、注目すべきはキー操作が可能な点。音の高さを変えたり、♯や♭をつけたりはもちろん、連符の指定などもワンタッチでできる。また、Ctrl+C や Ctrl+V などのお馴染みのショートカットも使える。すべての機能をしっかり頭に入れた上である程度慣れてくれば便利なツールになるだろう。

β版だし、今後もっと改良されることが期待できるが、実際に使ってみての現時点でのデメリットは次のようなもの。
①リズム・拍子の自由度が低い。例えばメジャーなところでもリストのような譜面を書くのは難しい、というか不可能?
②音符のレイアウトがイマイチ指定できない。音符や記号が込み合ったときに、融通が効かないため非常に見にくくなる。
③音は書けるが、音楽性をプラスできない。Staccato, Marcato, Tenuto, Fermata とかそれぐらい。スラーはないし、強弱記号もない。当然 ritardando accelerando のような部分的に速度を変える記号もない。
④いくつか楽器が指定できるが、如何せん音がよくない。非常に陳腐。

操作性、インターフェースはなかなか良いのだから、上記のような点が改善されてくるとかなりのツールになると思う。今後に期待。


実験がてら今日とりあえず作ったものを貼っときます。
上記のように現段階ではあまり音楽っぽくできないので、シンプルなフレーズを作ってみました。
シンプルということで、最後はもろにバッハ風に無理矢理纏めてみました。



Noteflight
http://www.noteflight.com/

 

No comments: