Tuesday, November 06, 2007

マイクロソフト × 電通

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①ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか? 
 <ウィリアム パウンドストーン, William Poundstore, 松浦 俊輔>

これは面白かった。 「面接試験」とは書いてあるけど、就職活動等の面接にはあまり関係なく誰でも楽しめる本だと思う。しかしコンサルティングファームの面接はこんな感じですが…

昔からこの手の本は好きで、論理パズル、科学パズルなどはやりだすと止まらない。そして答えがスカッと出てきたときの感覚はIQサプリのそれをはるかに凌駕する。

<帯に載ってる問題例>
・太陽は必ず東から出ますか?
・ミシシッピ川の1時間の最大流水量は?
・時計の針は1日に何回重なるでしょう?
・世界にピアノの調律師は何人いますか?
・マンホールの蓋はなぜ丸いのでしょう?

問題はたくさん掲載されていて、錆び付いた頭に油をさすならちょうどいい本だろう。
また、こういう面接を始めたマイクロソフトという企業に興味がある人にもオススメ。面接の背景的なものも非常に面白い。

②電通「鬼十則」 <植田 正也>

電通の鬼十則の英訳版はGE社内にも掲示されているらしい。
時代背景は今と異なるのかもしれないが、言ってることはどれも間違ってないとは思う。
ただ、自分の中で絶対的なものに崇めようとまで思わない。
あまり感動なくさらりと読んでしまった感じの本。

非常に薄い本だし、自分に渇をいれたい人は手にとって見るのもいいだろう。
 
ちなみに著者は電通出身じゃなく、ただの電通崇拝本ではない。
 

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